無精者のグルメ

  • 2019.02.06 Wednesday
  • 17:51

 こんなに寒いと、家の中で動くのも面倒。いつもなら、極寒になるとグラタンを作るのだけれど、今年は何もしたくない。

土・日ならまだやる気は出るけれど、平日はね。昨夜は赤ワインのつまみに、飲み仲間から教えてもらった、「チータラをレンジでチン」をしてみた。すると少し硬くなったけれど、ワインには良く合う粋な味になった。イイなあ、こういう食べ方。その昔は、池波正太郎さんを見習い、小鍋立てをよく食べたものだけれど、和風ではなく洋風も良いものだ。T病の数値が悪く、日本酒を控えているせいもあるけれど…。ところで、遅ればせながら見ているTVドラマ「家売るオンナ」が妙に面白い。あのどこから見ても美人の北川景子が、怒ると夜叉のように怖い。そしてやっぱり美しい。新境地を開いたということかな。

 この頃、思うけれど。テレビドラマは、下手な映画より面白いものが多い。なるべく人より早く名作を見つけたいものだけれど、こればっかりは時間が必要。平日、たまにしか見ない者には無理な話。野中の一軒家を探す番組やチコちゃん叱られるもそうだけれど、最近のテレビは面白いよね。余りにニュース番組がつまらないので、そちらに目が向いてしまうということだろうか。

 

今年こそ!

  • 2019.01.15 Tuesday
  • 13:46

 友の死から始まった今年は、個人的にも日本的(世界的)にも、激動の年になりそうな予感がする。だからと言って、急に日常生活を変えるわけにも行かず、淡々とこなしながら進んで行くしかないようだ。正月明けの7日から4連ちゃんで飲み続け、旧交を温めたり、出版社の創立時からお世話になった人にささやかなお礼をしたりなど多忙。連休には恒例の新春ジャンを自宅で開催、それほど負けずに終わった。

 例年、この連休が私のぐーたらな休養日にあたり、引きこもりで読書とDVD三昧。昨年は見逃していたTVドラマ「アンナチュラル」全10話をDVDでようやく見ることができた。これは凄いドラマだ。2016年の「重版出来!」「逃げ恥…」も良かったが、この脚本家・野木亜紀子の時代を読み解く目が確かで、オリジナルなキャラクターの造形も素晴らしい。こんなに遅れてから観ても、充分に面白い。この脚本家の出現のせいか、最近のテレビドラマはグーンとレベルが上がったような気がする。というのも、映画よりずーっと時代の先を進んでいると思えるからだ。

 とはいえ、映画だって頑張っている。「ボヘミヤン・ラプソデー」の音楽や映像も素晴らしいが、久しぶりに涙がこぼれたのは歌詞によるものだった。訳詞も良いのだろうけれど、人間愛が詰まった見事な歌詞に、今更ながら涙が止まらなかった。こういう何回でも観たくなる映画、心から好きだなあ。

 新刊本では、林真理子『愉悦』の巧さに唸る。ドンファン(漁色家)とマザコンという二人のお金に不自由しない中年男性を主人公に、展開される恋愛物語。ところが、食、ファッション、酒、セックスなど、現代のトレンドを克明に描き、圧倒される。さすが林真理子、時代のディティールを描く筆致は少しも衰えていず、最後は哀感が漂うほどドンファンを描き切っていた。ドンファンの方は、まるで『伊勢物語』の在原業平をほうふつとさせ、「男って悲しい生き物かもしれないね」と思わせる。巧いよね。もう一冊、気鋭のジャーナリスト、堤未果著『日本が売られる』(幻冬舎新書)は、時代を知る上で必読の一冊だ。

空も嘆き悲しむ死

  • 2019.01.07 Monday
  • 17:01

 三角山放送局の木原くみこさん(67)が、急逝された。1月3日の午後3時だったという。11月初旬から入院していることは知っていたが、気丈な彼女のことだから、また元気に復帰してくれるはずと一縷の望みをかけていた。彼女に頼まれていた三角山放送局の20年史をまとめている最中でもあったし……。でも、現実は非情だ。

 昨年も一緒に花見へ行ったが、メンバーの女子4人(4人の年齢を足すと250歳を超す)の中でも一番若いのが彼女だった。しかも、見かけはほっそりしていて洋服も凄くオシャレだったから、私たちの中では一番女性らしく大人しそうに見えたはずだ。が、どっこい、反骨精神は人一倍で、気骨があって行動力のある素敵な人だった。女で創業者ということでは私とよく似ていて、いわば戦友である。その余りに唐突な死に遭遇して、未だ心が静まらない。お葬儀の後、火葬場まで同行させてもらい、骨まで拾ったというのに…。

 1月5日に行われたお通夜には、500人近くの会葬者が集まり、そのうち200人余りは立ったまま。美しい花々に飾られた祭壇で、彼女はセレブなマダムのように、美しく微笑んでいた。が、その日の夕方は猛烈な吹雪で、空も木原くみこの死を嘆き悲しんでいるように思えたものだ。さようなら、私の戦友。

 

 

縄文人を見習って。

  • 2018.09.07 Friday
  • 16:27

 昨日の丑三つ時(午前3時過ぎ)、ゴォーッという音と共に横揺れがきて次に縦揺れ。すぐにベッドを飛び出して居間に駆け込んだが、寝ぼけているものだからテーブルの下やトイレに駆け込むという行動も起こせず、ひたすら収まるのを待つばかり。とにかく大きな地震だと思い、テレビをつけるとやっぱり地震速報だった。が、詳細を把握する前に、停電でストップ。後で知ったが、北海道で初めての震度7で、札幌の中央区は震度4、もしくは震度5、そして清田区は震度6強だったという。私の知る限り、札幌で震度4を超えたのは初めて。事態の凄さに唖然としたが、まずは真っ暗闇の中、お墓参りで余ったローソクを探す。防災用の懐中電灯は棚の上に置いていたのだけれど、大揺れでどこかへ飛んで行ってしまったのだ。どの引出しかわからず往生しつつも、やっと探し出した1本にマッチを擦って灯し、今度は懐中電灯と携帯探し。

 

 両方とも見つけたのだけれど、懐中電灯は電池が切れたら終りだし、携帯は外部と交信する最後の手段なので、バッテリー切れを気にしければならない。マンションの10階に住んでいると、電気が止まるとエレベーターも止まるから大変なのだ。そうこうするうち、暗闇の中ですることがないことの不安に気づく。情報が入らないというのはとても情緒不安定になるもので、今度は生前、父が愛していた骨董のようなトランジスタラジオの電池を入れ替えてみた。するとまるで奇跡のように電波を発して、ニュースを流してくれるではないか。これでようやく事態の大筋がわかり、無事だったことに安堵できたものだ。

 

 ところで、朝は冷凍ごはんで済ませたが、昼になって今度は電気釜が使えないことに気づき、愕然とする。が、めげることなく、ずーっと無用の長物だったご飯炊き専門の土鍋を思い出し、戸棚の隅っこから取り出す。3合炊きだが、余ったら冷凍にすべく、いつもより多い3合を炊いてみる。「初め強火でナカパッパ、赤子泣いても蓋取るな」などという先人の教えを思い出しながら、最後はしっかり蒸すと、ふっくら仕上がった。そこで、パチッと点いたのが電気である。ローソク、トランジスタラジオ、土鍋と、まるで縄文人のように電気の要らないものを使っていると、もしかして電気を使わずとも暮らせることが出来るかもしれないという気分になれたことが嘘のようだが、都会人の脆さを身を持って経験したと同時に、電気に頼り過ぎる自分を見直す良い機会のようにも思えた。今はケガもせず無事だったことに感謝しつつ、大きな余震が起きないことを祈るばかりだ。

 

 

シンカは真価?

  • 2018.08.20 Monday
  • 17:39

 最近、電化製品の進化の凄さにたまげている。3年ほど前は、新品のガスコンロにタイマーが付いていて、麺類を茹でるときにとても役立ち、驚愕したものだ。その次は1分で湯が沸く電気ポットに驚き、そして今度は冷蔵庫だ。昭和の人間は、壊れてからでないと電化製品を買い替えないものだけれど、使い勝手が悪いのと電気代が莫大と脅されて、遂に買ったのだ。

 すると、野菜室は真ん中だし、冷凍庫は一番下で広く、チルドも便利。しかも製氷は、上から水を注いでおくと、細かく仕上がって製氷室に溜まる。それをかつて駄菓子屋で使ったような小さなスコップで、掬えば良いのだ。何と便利なことだろう。今までは麺類を茹でる度に製氷皿から取り出し、また水を入れていたから、信じられないほど便利だ。

 ところで、冷蔵庫がわがマンションにやってきた夜、静かに本を読んでいると、冷蔵庫の辺りからガサッという音がする。何かが下に落ちる音なのだ。不審に思って冷蔵庫に近づくと、もう音はしない。が、翌日。また音がするので気づいたのだが、上の水を入れた容器から仕上がった氷が落ちる音だったのだ。ほーっ、氷が少なくなると自動的にできるという訳だ。また、この冷蔵庫、少しでも長く空けていると、ピーピーとうるさく鳴く。便利ではあるが、まるでお喋りオバサンのようにうるさい冷蔵庫に、未だ馴れない。

 もう一つ、どうでも良いことだけれど、うちの経理の女性と私は、ローソンのタラコスパゲッティを、とても愛している(ミートソースもローソンだけれど)。昨日、それをランチで食べたのだけれど、パスタとタラコが別の容器にに入っていて、温めやすいことに気付いた。いつからそうなったのか知らないけれど、これは素晴らしい進化だ。

 もう一つ、最近のドラマで出色は「この世界の片隅で」。出演者もよいけれど、時代考証のセットまで良くできている。

 

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