和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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小者の証明か?

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     年が明けて半月を経たが、まだ心が落ち着かない。少し浮ついた感じとでも言うのだろうか。スーパーマーケットに買い物へ行ってみると、青物野菜の値段の高さにビックリ。レタスが350円で、ニラまで250円を超えていて、買えない私だった。

     久しぶりに東方面に街歩きをしてJR札幌駅まで戻ったついでに、五番館の跡地に「コバルドオリ」という名の飲食店を集めた交流空間が誕生したというので、立ち寄ってみた。かつてガス燈があったあのおしゃれな通りに小さな路面店が並んでいるのかと期待したけれど、コンテナのような建物が幾つかある程度で、きちんと一列になっている訳でもない。昼間だったので営業していない店が多いにしても風情がなく、何だか肩透かしをされた感じ。

     そこで、わが愛する雪印パーラーが、近くに移転オープンしているというので行ってみた。するとショーウィンドーにあの巨大なウエディングケーキのようなアイスクリームケーキがあることはあるのだけれど、以前より迫力はなく、パフェ類はいずれも前より高め。もちろん、昔から愛するチョコレートパフェを食べてみたが、細長いスプーンで一番底を掬うとどろりとしたチョコレートが登場するはずだったが、全くなかった。幼い頃から愛したチョコレートパフェの秘かな楽しみが奪われたようで、とても寂しかったなあ。正月早々、こんなどうでも良いことにこだわる自分が情けないけれど、これが敬愛する某作家が書かれていた、「小者の証明」ということになるのだろう。

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    またひとつトシを。

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       ご無沙汰していますが、あけまして おめでとうございます

       相変わらず雑務で多忙の日々を送り、ブログまで手が届いておりません。今年こそは、きちんと書き込みたいと思っているので、

      数少ないファンの皆様、見捨てないで下さい。余りにも心の余裕が無かったのです、ごめんなさい。

       

       さて、今年は平成30年とのこと。書類に年号を入れるとき、改めて昭和から30年も経ったのだと感慨深いものがあった。これまで、ノスタルジックな方向に傾いていた気分を、今年から前向きに持っていこうかなと考えているところ。年下の友人から人気漫画「ゴールデンカムイ」を借りて読み始め、映画館では素晴らしい活劇のインド映画「バーフバリ 王の凱旋」を観て、正月に読んだ本は良^吉成真由美著『人類の未来』(NHK新書)という具合。人生の残り時間を、前を見て生きて行こうと覚悟した次第です。今年も、しばらくおつき合い下さい。

       

       

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      急逝された掘先生

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         昨日わかったことだけれど、去る11月15日、著者の堀先生が多臓器不全のため、急逝されたとのこと。明後日、三部作の完結編『北海道 地図の中の札幌』が発売されるのを目の前にして…。ゲラは見て頂いていたけれど、装丁の見本刷りは未だだったし、何よりも美しい仕上がりの地図に目を通して頂きたかった。本が完成する前に、著者が亡くなるというのは、29年も出版社を営んでいても初めての出来事。しばし、茫然自失だった。

         葬儀が行われないということなので、昨夜は自宅で、私なりにウィスキーで献杯させてもらった。偲ぶ会は、地図愛好家グループ「コンタサークルS」のメンバーを中心に行われ、亜璃西社のメンバーも協力させてもらう予定だ。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。哀しいですね。

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        追い込みと文学賞

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           わが社から発行した沓沢久里(本名中村久子)さんの連作小説集『通天閣の消えた町』(亜璃西社)が、2017年の北海道文学賞を受賞した。この賞は以前、荒木元さんの詩集『砂浜についての幾つかの考察と葬られた犬の物語』(亜璃西社)で受賞しているが、小説では初めて。たまたまわが社で編集した本が、文学賞を貰えるのは、関わったものとしてはうれしい限り。1カ月ほど前から受賞することは、本人から聞いて知っていたが、11月に入ってから道新の紙面で発表されるまではと口止めされていたので、言えないのが辛かった。行きつけの酒場で、うっかり話したら悪いと思い、顔を出すのを控えていたほどだ。3人の選者が一致するほど、見事な仕上がりの連作集で、賞の対象になったのは表題作だが、残りの2編もぜひ読んでもらいたいものだ。

           さて、今は地図エッセイのスペシャリスト・堀淳一さんのシリーズ完結編『地図の中の廃線』の追い込み。担当編集者が最後の追い込みで奮闘中。私も倏の手瓩箸覆辰董△海療據ζ、お手伝いしている。11月中には出る予定。もう一息デス!

           

           

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          まさか、ワタシが!

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             今、市立病院のバス停留所前は黄色いイチョウの葉が、まるで布団のように折り重なって美しい。冬支度を目前にして、物憂い晩秋のひとときを味あわせてくれるのだ。それにしても、今だから平然と言えるが、今年の2月、シグナルの歩道のアイスバーンで転び、右手首を折った時の衝撃は凄まじかった。ズルッと滑った時、咄嗟に「右手が命」と思った私は、身体を支えるために右手を地面についてしまったのだ。まるでコンクリートのようなアイスバーンについた右手首はグシャと骨が崩れ、救急病院の若いドクターに「こんなに酷い骨折は見たことが無い!」といわれたほど重症だった。シャッ骨だけならまだしも一番太いトウ骨まで折れて、しかも折れた骨の一部が肉を突き破り開放骨折というのだそう。40年近くも右手首を使ってご飯を食べてきた私が、「まさか?」の大ケガ。つくづく身の不運を嘆いたものだ。なにしろ、入院して金属で繋ぐ手術、半年後にはその金属を取り出すために再入院し、完治するまでにほぼ6カ月かかったのだ。

             連載に穴を開けないため、取材にはうちのスタッフに運転してもらい、メモを代りに取ってもらうなど大変。パソコンは左手で打ったが、1本の短い原稿のために丸1日を要するほど、スローだった。たまりかねて2週間後には右手で打ったが、それが功を奏したのか、後に殆どリハビリが要らなかった。

             ところが、この大ケガを最後に、今年の後半は良いことづくめ。どん底だった会社の売り上げは上がり、公庫の融資が希望通りに決まり、大きな仕事が舞い込んで来たりなど、なぜか会社は順調なのだ。悪いことばかりは続かないというけれど、本当にその通り。悪いことが続いても、へこたれないことなのだろう。

             残るは、11月末に出る地図エッセィの名手、堀淳一先生が90歳で書き下ろした最新作『北海道 地図の中の廃線』(11月29日発売、定価6000円)が、売れてくれれば言うことなし。これは、第1作『地図の中の札幌』、第2作『地図の中の鉄路』に続く第3作で、シリーズ完結編。しかも、アマゾンの古本で最高60,000円の値が付き、ブラタモリ札幌編のネタ本にも使われた『地図の中の札幌」は長らく絶版になっていたが、ようやく今月の上旬に増刷できた。社運をかけたこの本(いつもそう言っていけれど、これこそ本当に社運がかかっている高価本)が、成功して、来年の創立30周年を明るく迎えられたらなあと願う。

             ちなみに、もうひとつ大きな良いことがあるのだけれど、まだ来週まで報告できないのが残念デシタ。

             

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