巨星、斃れる。

  • 2016.07.25 Monday
  • 12:07

 7月7日に永六輔さん(享年83)、12日に大橋巨泉さん(享年82)が、相次いで亡くなった。どちらも放送界の草分けともうべき巨星で、サブカルに携わる私は若い頃に少なからず影響を受けている。永六輔さん作詞のヒット曲「遠くへ行きたい」は、青春時代に口ずさんだ曲だったし、その名のついたテレビ番組も好きだった。日本テレビ系の深夜番組「11PM」は、巨泉さんの豊富な知識と遊び心、そして朝丘雪路さんのお色気が素敵でどぎまぎしながら観ていたもの。阿佐田哲也さんほか、作家たちが登場する麻雀も楽しかった。作家たちの生の顔を知ったのも、この番組だったような気がする。

 

 放送界で大きな時代のうねりを作った巨星が、亡くなるのは寂しいもの。良きにつけ悪きにつけ、これほどの個性を持ったスケールの大きい才人は今後、放送界からは出てこないかもしれない。

 

 どうでも良いことだけれど、かつて函館に海峡というラーメン店があって、海峡ラーメンを出していた。それは青函連絡船の中で食べた永六輔さんが命名した店で、連絡船の廃止後、函館駅そばにJRが開店した。私が17年ほど前にJR桑園駅そばのマンションへ移り住んだ時、駅構内にJRが経営するラーメン店「海峡」があり、足の悪い母親を良く連れて行った。そこで、ネーミングの由来を調べて、それがわかった。また、かつて一世を風靡した函館の道南食堂をいち早く、広めたのも永さん。

 一方、巨泉さんは11PMのほかに「クイズダービー」や「世界まるごとHOWマッチ」でも活躍。あのアクの強さが私は苦手だったが、それだけ興味を惹かれたということなのだ。団塊の世代には、欠かせないテレビ人だった。ちなみに、セミリタイアしたのが56歳というから、いつも時代の先端を走っていた人なのだと、改めて考えさせられる。

コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

selected entries

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM