命拾い

  • 2016.09.26 Monday
  • 15:00

 9月17日から19日まで、青森を中心に東北を旅した。青森の縄文遺跡である三内丸山を見て、棟方志功記念館へ行きたいというのが何年も前からの夢で、それが実現したという訳だ。ところが、決行自体を決めたのが前日のランチタイムで、初日の宿だけ抑えて翌朝6時発のス−パー北斗に飛び乗った。連れの友人も酒飲みで、列車内ではゴトゴト揺られながらカップ酒を飲む。

 朝早い列車なので自由席は殆ど客の姿が見えず、ボックス席を自由に使えた。自由席の良さは、空いてさえいれば、座席を自由に使えることなのだ。ちなみに、鉄路にうとい友人は、新函館北斗から新幹線に乗り換えるので、函館には寄らないと何度繰り返してもわかってくれなかった。それだけに、同じ北斗駅からすぐに新幹線に乗れたことにびっくりしてくれた。新幹線は車体からしてオシャレでかっよいが、座席(前席指定)は横幅も前もゆったりとしていて快適。トイレも広く、乗降口近くにある洗面所は外国人女性が下りる直前に化粧をしているほど開放的で、なかなか良くできていた。が、新青森駅で下車したので、乗っていた時間は1時間余りかな。

 隠れ鉄道ファンとしては、翌日載った青森駅から八戸までのローカル線青い森鉄道も実に良かった。三沢の駅で降りて、「寺山修司記念館」へ行ったのだけれど、素晴らしいの一言。館外の散策路で代表的な寺山修司の短歌を読みながら歩けば、豊饒なイメージの世界へ引き込まれ、心地よいひとときを過ごせた。映画で言えば「田園に死す」「書を捨てて街へ出よう」の幻想的な映像に、浸ったような感覚とでも言おうか。余りにも現実的な世界で日々、右往左往している自分が居たことにふと気づき、初心に戻されたような気がしたものだ。棟方志功と寺山修司という、みちのく出身の両巨人の作品とその世界に浸ってきたせいか、私は札幌へ戻ってから高熱を出して4日間も寝込んでしまった。それは愚かなケガのせいなのだが、それはまた次回で。縄文遺跡を見学したせいかとドクターに伝えたが、相手にしてもらえなかったハナシもね。

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