和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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イイなあ、夢追い人

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     日曜日、ほぼ1カ月ぶりに映画館へ行った。映画館の暗闇に足を踏み入れただけで、どうして血湧き肉躍るほどウレシイのだろう。私の居場所はやっぱり「ここだ」と言いたいくらい、楽しい時間を過ごせた。ましてや映画は、往年のハリウッドミュージカルをほうふつとさせる「ラ・ラ・ランド」。監督のデミアン・チャゼルは、前作のジャズ映画「セッション」ですっかりお気に入り、新作を待ちわびていたのだ。骨折さえしなければ、もっと早く観ることができたのに…。

     それはともかく、主演女優のエマ・ストーンはキュートで魅力的、主演男優のライアン・ゴズリングも私好みの男優(「ドライヴ」も良かったなあ)である。映像が美しいのはもとより、歌や踊りも素晴らしく、音楽の使い方が抜群。さすが、「セッション」の監督である。なかでも、一番感動したのは、ヒロインの叔母さんがセーヌ川へ飛び込んだという夢追い人の話。夢を諦めないというヒロインの強固な意志を打ち出したシーンだが、とても感動的。今の時代、様々な抑圧で押しつぶされそうだが、スクリーンの世界だけでも、夢や希望を持った人に出合いたいもの。そして明日の元気をもらいたい。それは、若い人だけではないのだ。もちろん、この監督らしいシニカルなシーンも多々あり、タイトルが「現実から遊離した精神状態」を意味するというのもわかる。が、例えひとときといえども、夢追い人の世界へ引きずり込んでくれたこの映画、私は大好きだ。

     そういえば、昨年大ヒットのアニメ映画「君の名は。」も、恋人を含めて人々を大天災から助けようと主人公が自転車を漕ぎ奮闘するシーンが忘れられない。夢と希望、今、それを心から求めている人の多い時代なのでないだろうか。これは、病み上がりの私の感傷のせいだけではないと思う。最近、読んだ本はギィ・リブ著『ピカソになりきった男』、佐藤優著『いま生きる「資本論」』、阿部龍太郎著『長谷川等伯』ほか。

     

     

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