和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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飲み鉄放浪記

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     先だっての連休、またもや飲み鉄をするべく、いつ廃線になるかわからない石北本線(旭川から網走)に乗ってみた。札幌から6:56発の特急オホーツク1号で出発し、女友だち手づくりの酒肴をツマミながら菊水のカップ酒を飲み続けた。が、やっぱり特急って、情緒が無くてつまらない。そこで特急券を捨てて、遠軽で各駅停車の鈍行へ乗り換える。待ち時間があったので、鴻之舞金山の跡地など見てみたかったが、遠くて断念。早めのランチを食べて、ボウガン岩や木楽館を見学して13:00に出発。

     留辺蘂や相内、北見、美幌、女満別など各駅停車の旅は、とてものんびりしたもの。トンネルへ入る度に汽笛が鳴るのだけれど、それは元気良くポーというよりは息が喘いでハスキーという感じで、随分くたびれた列車(キハ何とかという)だった。でも、途中で何度も森林の中を抜けて走るシーンがあり、窓が開くので風に吹かれて気持ちが良いことこの上ない。昔の森林鉄道って、こうだったのだろうかと思わせる。遠軽〜網走まで約3時間要したが、石北本線をたっぷり満喫できたのだ。

     

     網走では、かつて取材したことのある鯨料理の「喜八」へ。鯨料理の店というより、海鮮主体の居酒屋になっていて、何を食べても美味しい。生まれて初めて、ゆで上げたキンキにウスターソースをかけて味わった。これが、意外にイケル。鯨のさえずりや網走で獲れる海水ウニなどを海の幸もタンノウして、次はカクテルバー「ジアス」へ。軽めのカクテルにすれば良かったのに、マティーニなど頼んだものだからすっかり酔っ払い、旧知の仲間に再会したものの、もしかして悪態ついていたかもしれない。困ったものだ。ごめんなさい。

     翌日は、博物館網走監獄をじっくり3時間近くかけて見学。展示方法や内容も充実していて、感嘆させられてしまった。何よりも5棟が放射状に広がり、高い天窓から陽光が降り注ぐ木造の舎房が素晴らしく、世界最古で最大の規模というのもうなづける。そして、帰りは昼ぐらいの特急に乗るべく、カニ弁当を買って待合室でくつろぐ。女友だちと、「今回は大きな失敗が無く、つつがなく帰れるので良かったね」と語り合った途端、駅待合室にアナウンスが入る。旭川近郊が大雨で崖が崩れ、列車は運休とのこと。嗚呼!仕方なく切符をキャンセルして、高速バスで6時間近くかけて帰札した。とまあ、夏の大人の遠足は、こうして終わったのであった。

     

     

     

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