オロロン鳥とスナック菓子

  • 2017.10.05 Thursday
  • 14:44

 久しぶりに、私の読書指南の師匠Kさんが現れて、倉本聰さんのシナリオ集『やすらぎの郷』(上・中・下巻)を置いて行ってくれた。放送はすべて観終わったが、もう一度確認したいセリフもあって、読むのがとても楽しみだ。お返しに、読み終えたばかりの森功著『高倉健 七つの顔を隠し続けた男』(講談社)をお貸しした。気鋭のノンフィクション作家が書き下ろしたこの本、俳優・高倉健の闇の部分まで踏み込んでいて、なかなか面白い。不可思議な養女の謎も少しわかる。

 そのKさん、オフィスについて開口一番のセリフは「ヤイヤヤイヤ、かっぱえびせんを食べ過ぎて太ってしまったさ」。エーッと私。つまり昔から大グルメのKさんだが、70歳を過ぎるまでカッパエビセンを食べたことが無く、初めて食べて嵌ってしまったそうだ。映画を観たり、本を読んだりするたびに、毎日一袋ずつ食べて太ってしまったというのだ。それを聞いた私はゲラゲラ笑い、「天売島のオロロン鳥も、観光客がたまたまあげたカッパエビセンが大好物となり、絶滅の危機に瀕したのはそのせいかもしれないと言われたことがあった」というと、驚いていた。ともあれ、カッパエビセンの旨さは、時代を超越しているようだ。

 そのKさんが言うには、最近のチェーン店の居酒屋で「燗酒!」を頼むと、若い店員が缶入りの日本酒を持ってきたそう。また、「冷や!」を頼むと冷酒を持ってくるので、酒場文化が継承されていないと嘆く。そういえば、「お銚子」も、今の若い人たちは、何のことかわからないかも。これは、かつてキオスクで「チリ紙ください」と言うと、「テイッシュペーパーのことですか?」と聞かれたことに通じる。そういえば、かつてコラムで「茶チリ」と書いた時も、「茶色のちり紙」と注釈を入れられたっけ!

コメント
かつて某図書館で
老人「昨日、コウモリを忘れたのだが…」
若者「えっ!・・・・・」

  • ファン癸
  • 2017/10/09 11:49 AM
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