和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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まさか、ワタシが!

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     今、市立病院のバス停留所前は黄色いイチョウの葉が、まるで布団のように折り重なって美しい。冬支度を目前にして、物憂い晩秋のひとときを味あわせてくれるのだ。それにしても、今だから平然と言えるが、今年の2月、シグナルの歩道のアイスバーンで転び、右手首を折った時の衝撃は凄まじかった。ズルッと滑った時、咄嗟に「右手が命」と思った私は、身体を支えるために右手を地面についてしまったのだ。まるでコンクリートのようなアイスバーンについた右手首はグシャと骨が崩れ、救急病院の若いドクターに「こんなに酷い骨折は見たことが無い!」といわれたほど重症だった。シャッ骨だけならまだしも一番太いトウ骨まで折れて、しかも折れた骨の一部が肉を突き破り開放骨折というのだそう。40年近くも右手首を使ってご飯を食べてきた私が、「まさか?」の大ケガ。つくづく身の不運を嘆いたものだ。なにしろ、入院して金属で繋ぐ手術、半年後にはその金属を取り出すために再入院し、完治するまでにほぼ6カ月かかったのだ。

     連載に穴を開けないため、取材にはうちのスタッフに運転してもらい、メモを代りに取ってもらうなど大変。パソコンは左手で打ったが、1本の短い原稿のために丸1日を要するほど、スローだった。たまりかねて2週間後には右手で打ったが、それが功を奏したのか、後に殆どリハビリが要らなかった。

     ところが、この大ケガを最後に、今年の後半は良いことづくめ。どん底だった会社の売り上げは上がり、公庫の融資が希望通りに決まり、大きな仕事が舞い込んで来たりなど、なぜか会社は順調なのだ。悪いことばかりは続かないというけれど、本当にその通り。悪いことが続いても、へこたれないことなのだろう。

     残るは、11月末に出る地図エッセィの名手、堀淳一先生が90歳で書き下ろした最新作『北海道 地図の中の廃線』(11月29日発売、定価6000円)が、売れてくれれば言うことなし。これは、第1作『地図の中の札幌』、第2作『地図の中の鉄路』に続く第3作で、シリーズ完結編。しかも、アマゾンの古本で最高60,000円の値が付き、ブラタモリ札幌編のネタ本にも使われた『地図の中の札幌」は長らく絶版になっていたが、ようやく今月の上旬に増刷できた。社運をかけたこの本(いつもそう言っていけれど、これこそ本当に社運がかかっている高価本)が、成功して、来年の創立30周年を明るく迎えられたらなあと願う。

     ちなみに、もうひとつ大きな良いことがあるのだけれど、まだ来週まで報告できないのが残念デシタ。

     

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