和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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弁当のスキマ

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     2月は例年、ヒマだったような気がする。ゆったりとできる時間が多く、けれど寒いので外にも出ず、時にはウツ状態になって本や映画にのめり込み、ひたすら時が過ぎるのを待っていたような気がする。が、今年の忙しさは何だろう。次から次へとスケジュール決まっていて、へとへとなのだ。

     けれど良く考えてみると、余計なことをやっているらしい。マフィンと餡づくりなんかに凝っているからだ。マフィンを作りはじめたのは、タッパーウェアー製の型を貰ったこと。一生に一度はお菓子作りをやってみたいという私の希望を小耳に挟んだでくれたせいか、型を貰ってしまった。それが、マドレーヌの大きさの菓子が6個作れるサイズ。マドレーヌは義姉がプロ並みに作るので、私は遠慮してマフィンの粉にした。本当は粉とバターや卵を手づくりで掻き混ぜて作るのだろうけれど、私はミキサーでガガーツと掻き混ぜる。それを型に入れて、何となくチョコレートチップが合いそうな気がして上からパラパラとかけてみた。それを電子レンジのおーぷん機能で30分強、焼くだけ。それで、ふっくらと美味しいマフィンが仕上がるのだ。うちのスタッフをはじめ、あちこちに配ると大好評で、何度も焼いている。

     もう一つは、餡づくりで、樹木希林主演、河瀬直美監督の映画「あん」を観て、何時か作ってみたいと思っていたところ、昨年暮れに仲間から小豆を貰ったこと。スマホで作り方を教わって、やってきたところ意外に美味しくできた。それなら極上のアズキといわれる大納言の新豆を使って作ってみたらどうだろうかとチャレンジしてみると、これが素晴らしい。あん作りは、3時間以上かかるが、テレビCMの間にこまめに仕込むと、ほっておいても出来上がる。煮物と違って、それほど難しくないのだ。出来上がった餡をぜんざいに使ったり、アイスクリームと一緒に食べたり、なかなか旨い。しかも、調子に乗って、餡の好きそうなグルメの友人に配るととても喜んでくれた。それが、楽しい。

     出かける回数を減らして自宅でコツコツやっているせいか、読書量も快調で、最近読んだ本は原田マハ著『たゆたえども沈まず』(幻冬舎)、八木澤高明著『ストリップの帝王』(角川書店)、塩野七生著『想いの軌跡』(新潮文庫)など。映画は「火花」や「ああ、荒野」の菅田マサキが良い味を出していたので、キネ旬の主演男優賞は文句なし。

     ところで、タイトルの弁当のスキマのことだけれど、弁当を作り出すと空いたスキマに何を詰めるかが悩ましいもの。市販の煮豆や大阪・神宗の昆布などでしのいでいるのだけれど、今度はそれも作ってみようかなと考えている。そんなことで、創立30周年目を迎える出版社の社長が務まるのかどうか疑問だけれど…。

     

     

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    この記事に対するコメント

    私の隙間食材はミニトマト。
    もしくは、市販の佃煮。
    それでも隙間が埋まらない時は
    主菜と副菜を微妙にズラして誤魔化します。
    チョッキリ(←方言)埋まると嬉しい。

    ファン癸 | 2018/02/14 3:46 PM
    先ほど、知りました。
    狸小路の「ウィーン」って
    閉店したんですね><;)
    ファン癸 | 2018/02/18 2:58 PM
     スキマの件、ミニトマトも入れた、ラッキョウも入れた。まだほかにないかなと言うところ。
     ウイーンは、昨年暮れに閉店。最終日にには、人が溢れて列をなしていたそうです。私はその前に、ささやかな花とワインを持って行きましたが…。
    wada yumi | 2018/02/19 10:30 AM
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