春はまだか!

  • 2020.03.11 Wednesday
  • 17:19

 日に日に陽射しは強くなるのに、気は滅入るばかり。酷い腰痛で倒れ、10日近く寝込んでしまった。同時にインフルでもコロナでもない風邪にやられ、ダブルで病に侵された。整形のMRI検査で分かったことは、桃井かおりさんが宣伝に一役買っているいつの間にか骨折だそうで、背中の関節が1本圧縮されてしまったとの事。激痛はそのせいだったらしく、これから時間をかけ、骨粗鬆症の手当てをしなければならないそうだ。ったく、いつどんな病に襲われるかわからない。もう歩けるようになったから良かったけれど…。

 それにしてもコロナのせいもあって、巣ごもり生活が続く。こんな時は、たまったDVDや本を読むしかない。そこで、何を読めば良いか迷う人に、ここ数年に読んだ中からおすすめ本(文庫&新書)5冊をこそっと教えたい。

 

―嫺太一著『天才 勝新太郎』(文春新書)

※天才としか言いようがない俳優・勝新太郎のすべてがわかり、私はこの本のせいで座頭市シリーズの映画を全て観てしまった。

 

太田和彦著『居酒屋吟月の物語』(日経文芸文庫)

※居酒屋好きと映画好きは、読むだけで癒される小説。役所勤めの主人公が迷い込んだ町に、週に1回古い映画を上映する映画館があり、その後に立ち寄る居酒屋には映画の登場人物に似た人が居た…。この本のおかげで観ることが出来た清水宏監督作品「小原庄助さん」「(1949)における俳優大河内傳次郎のアクションシーンの素晴らしいこと!

 

獅子文六『コーヒーと恋愛』(ちくま文庫)

※昭和の作家として再評価を得つつある獅子文六による、軽妙な恋愛ユーモア小説。コーヒーを淹れたらピカイチと言われる人気女優のモエ子43歳の主人公が織りなすドタバタ話だが、実に愛らしい。

 

げ郎蟒子著『颶風の王』(角川文庫)

※今は引退したが羊飼いをしながら書いた小説で、2014年に三浦綾子文学賞を受賞。馬を書かせたらこの人しかいないと思わせるほど描写が素晴らしく、土着文学の白眉とでも言おうか。

 

チ田俊也著『北海タイムス物語』(新潮文庫)

※新刊だった時の文庫を買い逃し、いつか買おうと思っていたら、古本のアダンノンキで単行本を見つけ、夜通しで一気に読んでしまった。身近なタイムスの話であると同時に、いかに残酷な活字業界がこの地にあったかという事実を知り、茫然とした。これほどまでに酷かったとは…、涙無くして読めない。

 

という訳で、未読の方はぜひ! (これを機に活字中毒になってもらえたら、嬉しいなあ)

 

 

 

 

 

 

コメント
加齢に伴いアチコチ不具合があっても、
本を読める「眼」が元気なのは、
和田様には神の加護かと^^)


  • ファン癸
  • 2020/03/13 9:38 PM
ありがとう、私は目が命です。が、適正なメガネをあつらえると、だれでも凄くバージョンアップしますよ。ぜひ!
  • 和田 由美
  • 2020/03/16 10:07 AM
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