テレビの底力

  • 2020.04.27 Monday
  • 11:44

 たまたま友人から借りたDVDの中に、NHHの番組「100分de名著」でカミュの『ペスト』を扱った作品(1~4アンコール放送)が入っていて、余りの素晴らしさに感涙してしまった。司会の伊集院光も良いけれど、ゲストの中条省平さんの鋭い考察、 4回目のゲストで登場した思想家の内田樹さんの愛に満ちたコメントも見事だった。もう観た人は多いと思うけれど、見逃した人はぜひ!

 NHKといえば、今回の大河ドラマ「麒麟がくる」がオモシロイ。池端俊作の脚本がしっかりしているせいか、1話ずつ見事なストーリー展開で、飽きさせない。黒澤和子のカラフルで大胆な衣装も楽しく(堺正章の衣装の背中が可愛い)見どころ満載だ。信長の妻・帰蝶を演じる川口春奈は、沢尻エリカの代役だから大変だろうなあと思ったけれど、新人らしさを感じさせない堂々とした演技で、不思議な透明感もあって好感が持てる。もちろん、門脇麦さんの方が演技に幅があって上手だけれど、どちらも魅力的なのだ。男性陣は、狷介な斎藤道三を演じる元木雅弘に惚れ惚れしながら、まったりとした長谷川博巳に陰ながらエールを送っているという案配。信長を演じる役者は、はじめ誰かわからなかったが、染谷将太であるそうな。どう見てもサルと呼ばれた往年の大河ドラマの秀吉が思い出され、信長には見えないが、これから変わるのだろうか。まあ、いろんなところでアレコレ、突っ込みたくなるのも、オモシロイドラマであるせいだろう。そのほか、岡田さんなどゲストの発言が楽しみな羽鳥さんのモーニングショーや「ポツンと一軒家」など、テレビの底力に期待している。次回で書くつもりだけれど、BS朝日が再放送した大林信彦監督の追悼番組も素晴らしかった。

 

  

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