都通りのカクテルバー

  • 2020.09.13 Sunday
  • 11:54

 その昔、“一等小路瓩噺討个譴薪堋未蝓米4条と3条の仲通り)には、カクテルバーや居酒屋の名店が多い。先だって(9月11日)、開店30周年を迎えたバー「PROOF」もそのひとつ。店主の中河宏昭さんは、「ドゥエルミターヂュ」の中田耀子さんと並んで、有名な「BARやまざき」のバーテンダー山崎達郎さんの愛弟子の一人。カクテルの旨さでは定評がある。

 昨日、30周年を祝して、ハイボールを一杯だけと思って立ち寄ったのだが、余りの旨さにもう一杯、ブルーのカクテルをお任せで頼んでしまった。すると、中川さんは腕によりをかけて一杯のカクテルを作ってくれた。その名も「ブルームーン」。 ジンをベースにしたカクテルで、明るく澄んだ空のようなアザーブルーは、胸がドキッとするほど美しい。さわやかな花の香りも素敵。ちなみに、その名は、「完全なる愛」と「叶わぬ恋」というアウビヴァレンツな二つの意味を持つという。なんともミステリアスなカクテルだ。

 ミステリアスと言えば、店名は私の大好きな英国のミステリー作家ディック・フランシスの作品『証拠(PROOF)』(1984年発表)から命名したという。障害競馬の騎手から作家に転身したフランシスの作品は、『本命』『度胸』『興奮』『大穴』『利腕』など、菊地光さんの名訳のお陰もあって、実に面白く、夢中になって読んだもの。なんだか夢中になってミステリー小説を読んでいた時代が、懐かしく思える。再読しょうかな。

 ともあれ、生き馬の目を抜くススキノで、30年も続けた「PROOF」の中河さんに心から「おめでとう」と言いたい。蛇足だけれど、彼のジントニックも絶品である。

 

コメント
カクテル🍸は女性の飲み物と言うイメージがあり馴染みが有りませんが、昔に国際線に乗るとドライマティーニを出してくれましたので、乗ったらすぐに2杯程いただきそれからワインへのコースでした。今回はカクテルの話で30年の話を思い出したましたので書きました。
  • 安達
  • 2020/09/15 11:45 PM
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM