食いしんぼ魂

  • 2020.08.30 Sunday
  • 07:19

  敷石につまずいて転び右手首を骨折したが、すこぶる順調に回復している。装具はつけてるものの、殆ど平常通りに動けるのが嬉しい。同じところを2度も折るなんて情けない話だけれど、良い治療を受けられて、地獄で仏に会った気分だ。

 少し回復すると、むくむく湧き起こるのが、食いしんぼ魂。病院の帰りに、石山通沿いでスイーツの「くるみや」山鼻店を見つけ、かつて愛したシフォンケーキを思い出す。そこで切り分けられた小さいシフォンを2個、買い求める。外に出ると、斜め向かいに手打そば屋「喜心」を見つけた。何となくカンが働き、美味しいそばに出会える気がして、昼時でもあるので中へ入る。近隣の人が多いようだけれど、土曜の昼にしては結構な賑わい。これは期待出来る。二八と韃靼そばの2種類あったが、初めてなので二八を選んだ。ついでにカキフライが2個付くミニ丼もセットにしてもらう。さて、やってきた冷たいそばは、少し褐色の中細で、コシがあって喉ごしも良く、ほのかな甘みもあって旨い。私好みのタイプなのだ。ツユはあっさりとして頼りないほどだが、麺の旨さを引き立てていて悪くない。天ぷらも味わいたかったので、また訪れようと思った。夜はそば居酒屋になるようだ。

 さて、自宅に戻り、デザートにシフォンケーキを食べると余りの懐かしい味に感動してしまった。生地がマシュマロのように柔らかく、乗っかったクリームは滑らかで春風のように優しい甘さ。この店が地下街にあった頃、丸ごとサイズを何度買い求めに行ったことだろう。なんだか遠い昔を思い出す。骨は折っても、食いしんぼ魂、健在だ。

ぽっかり三日月

  • 2020.08.25 Tuesday
  • 09:10

 昨夜、午後7時過ぎ、桑園エリアの夜空にぽっかり三日月が浮いていた。暑い日が続くのでまだ夏だと思っていたけれど、もう半月もすれば十五夜が訪れることに気づく。そうなると夜明けは遅く、たそがれ時から夜の闇が迫るまでのんびりグラスを傾ける楽しみもお預けだ。なるほどね。知らず知らずの間に季節は過ぎ、また長い冬が来るのだろう。

 コロナ禍の前と後を考えているうち、いつしか季節は過ぎてゆく。当たり前のことだけれど、澄んだ夜空にぽっかり浮かぶ三日月の美しさに、改めて心を奪われてしまった。感傷的になるということは、目にはさやかに見えないけれど、秋が忍び寄っているということだろう。まあ、心新たに目の前の仕事を片付けるしかない。今日もガンバロー!

エピソードゼロから

  • 2020.08.23 Sunday
  • 23:00

 いつも新ドラマをまとめて貸してくれる友人が、半沢直樹の続編を観る前に、「エピソードゼロ」を観てからにしなさいという。肝心の堺雅人は殆ど出て来ないのだけれど、主役を演じた吉沢亮がとてもイイ。どこかで観た顔だと思ったら、映画「キングダム」で二役を演じた俳優だった。ハンサムなだけではなく、演技も巧いので感心させられた。

 このドラマで頑張った若い人たちが、てっきり、第1話から活躍するのかと思っていたら、これが違うのだ。歌舞伎界の重鎮が多数出演していて、オーバー演技の「かぶく」が全開。凄いことになっている。勧善懲悪がお約束で、まるで水戸黄門のドラマを観ているようだ。前作もそうだったけれど、もう少し奥床しかったような気がする。堺雅人は超人的過ぎて、映画「ダイハード」の続編を思い出したりして……。確かにスカッとするのだけれど、余りのオーバー演技に食傷気味になったりもする。キュートな上戸彩と悪女を演じて存在感のあった南野陽子に救われた感じ。やっぱり録画ではなく毎回、放送時に観るべきドラマなのかもしれない。

 読み終えたばかりの本は、小川洋子『密やかな結晶』(講談社文庫)。1994年に発表された本であるというから驚き。今読むと、怖い小説である。

日本のドラマも凄いヨ。

  • 2020.08.19 Wednesday
  • 22:34

 最近、時間があるせいか、日本のドラマを立て続けに観ることができた。その感想を、ちょっと書いておこうかな。まず、復帰第1作が余りに荒唐無稽で面白かった「ハケンの品格」だが、観るたびにトーンダウンして盛り下がってしまった。作り手が疲れている感じで、中園ミホさんが毎回書いている訳でもなく、もう限界かもしれない。キムタク主演「BG〜身辺警護人」も頑張っているのは分かるけれど、どこかチグハグ。登場人物のキャラクター(脇も含めて)の設定に、新鮮味が欠ける。それとキムタクはやっぱりスケールの大きい映画スターなので、テレビドラマではおさまりきれないのかもしれない。

 それに較べて、綾野剛と星野源がコンビを組む「MIU404」は、コンビのキャラクターが新鮮で魅力的であると同時に、ストーリー展開が面白い。外国人労働者の不当な扱いや都市におけるトレーラー生活者のことなど社会問題も盛り込み、スリルとサスペンスも満載なので、最初から最後まで目が離せない。すれっからしの視聴者が、こうなるだろうと予測しても、すぐに外す。この裏切り行為にも似たストーリー展開が、実に巧みでオモシロイ。どんな人が書いているのだろうと思ったら、「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などを書いた野木亜紀子さんだった。やっぱり、テレビドラマも脚本が命だとつくづく思う。そういえばこの人、「獣になれない私たち」で、平成30年度、第37回向田邦子賞を受賞しているそう。

 もう一つ、目が離せないのは、「私の家政夫ナギサさん」。昨年だったかな、遅ればせながら松嶋菜々子の「家政婦のミタ」を観てビックリ仰天。あの市原悦子の人気シリーズ「家政婦は見た!」が、このように進化するのかと驚かされたもの。が、今度は男性の家政夫が登場して、料理や掃除、洗濯など家事をするので、私の世代は平然と見てはいられない。どっかこそばゆくて…。ところが、妙にすっとぼけた不思議女優・多部未華子の魅力と相まって、嫌みのないドラマに仕上がりつつある。こちらも見逃せない。

 見逃せないといえば、やっぱり半沢直樹シリーズ。これに付いては、次回で!

 

 

 

 

不幸中の幸い

  • 2020.08.19 Wednesday
  • 14:06

 今、「性懲りもなく」というフレーズが、頭の中でリフレインしている。余り言いたい話ではないのだけれど、事実なので書いておこうと思う。先週の木曜日の夕方、会社帰りに下見をする飲食店へ行くため、大丸と紀伊国屋の間の信号を渡ってすぐ敷石に躓いて転倒。右手をつき、左頬をコンクリートへ打ち付けた。頬から血が噴き出たため、近くにいた何人もの方が、ティッシュペーパーを差し入れしてくれたり、救急車を呼んでくれたり、とても親切にしてくれた。(その場にいらした方、ありがとうございました)。その後、運ばれたのは中村脳外科の救急部(13日のお盆だったからかな)である。

 転んだ時にすぐ自分で分かったことは、骨折しただろうということ。レントゲン結果はやっぱり、右手首を骨折。しかも前と同じところで、担当した常見ドクターに、「同じところを骨折する人は珍しい」と言われた。同じも何も、これまで転んで骨折はあちこち何回もしている。が、自慢にならないので黙っていた。不幸中の幸いは、左頬が折れていないのと、左目の周りがお岩さんみたいに腫れたが、骨は折れていなかったこと。目が命の私にとっては、これは慰めになった。

 次に幸運だったのは、常見ドクターに出会えたこと。彼は中村脳外科の第一線で働き、今年4月に石山通りに面した「れいわ札幌クリニック」(南20西11)という病院をオープンしたばかり。しかも、院長先生であるという。最新医療を目指す常見ドクターによると、手首の手術は部分麻酔で行い、入院しなくても翌日に手術が出来、その日のうちに帰還できるそう。半信半疑だったが、仕事に復帰できるのは早い方がイイ。早速、お願いするとその通りで、翌々日には管も抜け、3日後にはギブスまで取れた。今は最新の器具をつけているせいで、パソコンも使える。なんと時代は進化しているのだろう。れいわ札幌クリニックには、最新のMRIやレントゲンなどの設備が整い、暖色の赤を使った椅子が並ぶ待合室は、まるでオシャレなカフェのように明るい雰囲気。暗いイメージは全くない。

 性懲りもなく骨折を繰り返しているが、こういう病院があることがわかり、心強くなった。またもや、「不幸中の幸い」という言葉が浮かんで、心の底から嬉しくなったものだ。やっぱり、バカは死ななきゃ治らないのかも。

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