和田由美の日々雑記

エッセイストとしても活躍する亜璃西社代表のブログ。
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山菜がウマイ!

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     その昔、友人と山菜採りへ出かけ、収穫したフキやワラビをどっさり母親に持ち帰った。すると母親は、茹でたフキの皮を剥きながら、「お前はイイよねェ採るだけだから。山菜は後始末の手間が大変なのよ」と愚痴ったものだ。しかし、母が亡き後、誰も作ってくれないので、自分でするようになった。昨夜も、昼間に狸小路の八百屋で見つけたフキを茹で、ついでに買ったワラビとさつま揚げで煮てみた。そのフキの柔らかく旨いこと、この上ない。美味しいなあ山菜。そしてもう一品、ウドの酢味噌和えに挑戦してみたが、こちらは失敗。どうしても、酢味噌の味がうまくいかない。まあ、再度、チャレンジしてみよう。

     

     ところで、芸人たちが煩くかしましい番組の多い中、ひっそりと放送されるNHKドラマ「ツバキ文具店〜鎌倉代書屋物語」」がとてもイイ。原作は『食堂かたつむり』を書いた小川糸で、主演は大好きな映画『ピ−スオブケイク』で日本映画批評家大賞の主演女優賞を受賞した多部未華子。この女優さん、清潔感溢れてしかもリリカルだから、古都・鎌倉にぴったり。二階堂ふみや満島ひかりと違って重たさが無い分、気楽にドラマを観られる。疲労困憊でドラマを観るのが辛い時でも、気楽に楽しめる。また、ドラマに登場する便箋の紙、ガラスペンや筆などの筆記用具はもとより、木造家屋のセットや椿の花など、ディティールがとても良い。物語は淡々と展開され、すべてに押しつけがましさのない所が好ましい。

     

     一方、恥ずかしくてもてられないと思いつつ、つい観てしまうのが、朝の連ドラ「ひよっこ」。映画「ビリギャル』が良かったので、注目している女優だけれど、まさか「ひょっこ」の田舎くさい姉ちゃんが、この人だったとは…。恥ずかしくて母親のような心境になってしまうほど心配だが、妙に面白い。と同時このドラマ、私と同時代が舞台なので、背中がかゆくなってきて仕方が無い。何かといえば歌を歌う、歌声喫茶の時代、私も知っているのよ。知られたくない過去を暴き出されるようなドラマで、今朝も見ないふりして見てしまった。

     

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    嗚呼!私のハンバーグ

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       3年前にT病と宣告されてから、毎日のようにマジメにお弁当を作っている。そして一昨日の朝、デパートでおかずに買った手づくりハンバーグを、小さなフライパンで焼きあげようとした。オリーブオイルを少し多めに注ぎ、ハンバーグを入れて水も少し。そして蒸すため、たまたま近くにあったシチュー鍋の蓋を上から被せた。2分ぐらい経ってから、蓋を取ろうとしたけれど、頑として外れない。エェーィッ、「そんなはずはない」と骨折して治りかけの右手首を使ってはずそうとしたが、無理。それならばと、左手で大きなスプーンをコテにして力を入れてみたがダメ。余りのことに情けなさで一杯になった。が、時間もないことだから諦めて、違うフライパンでソーセージを炒めて代わりにした。そして昨夜、帰宅して熱が冷めていたら外れるかと再度試みたが、びくともしない。今朝もやってみたが無理。中にはまだ、ハンバーグが閉じ込められているのだ。中身が食べられないのは仕方ないが、中から取り出せるかどうか、それが問題だ。嗚呼!私のハンバーグ。どうしたら良いか、誰か教えて欲しいものだ。

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      遅ればせながら、でもイイさ。

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         自称・映画ファンではあるけれど、2月に発表されるキネマ旬報ベストテンに入る作品を、すべて観ているわけではない。必然的に遅ればせながらレンタルで観る訳だけれど、それでも観るだけ良いと思う。とりわけ昨年の邦画は、アニメ以外にも優れた作品が多く、まさしく豊作だったと思うからだ。

         ようやく観れた「湯を沸かすほどの熱い愛」は、ますます女優として成長した宮沢りえが素晴らしく、その彼女に拮抗できるほど凄いのが杉咲花で、この人は天才だと思わせる。これが商業映画デビュー作という中野亮量太監督は、初々しさももあるが、多少のことでは動じない骨太なところもあってなかなか。人間味に溢れた、極上の作品に仕上げていて、すれっからしの私を感動させてくれた次回作が楽しみ。

         そのほか、西川美和監督が本木雅弘の良さも悪さもすべて引き出した「永い言い訳」、妻夫木と綾野剛の演技が光る「怒り」、大好きなマツケンの「聖の青春」などキラ星のごとく秀作が並ぶ。が、遅ればせながら観た作品の中で、一番強烈で心に焼きついたのが「ヒメアノ〜ル」だ。ビル清掃会社にパートタイマーで務める青年の恋愛バナシと、欲望のままに殺人を重ねるサイコキラーの心の闇が同時に描かれるのだけれど、怖いなんてものじやない。この不気味な怖さは、相当に後を引く。もちろん、殺人鬼に扮した森田剛の名演もあるが、スリリングな監督の演出も見事。監督はなんと、あの十勝を舞台にほのぼのとした物語を紡いだ「銀の匙」の吉田恵輔監督。「クリービー 偽りの隣人」を撮った黒澤清監督に負けていないくらいだから、大したものだ。

         そのほか本は、林真理子著『我らがパラダイス』に圧倒され、『死刑囚 永山則夫の花嫁 「奇跡」を生んだ461通の往復書簡』(柏艪舎)に涙した。 グルメは、「ミンガスコーヒー」のフレンチ強めを味わい、「サヴォイ」のスープカレーで満腹感などなど。

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        旅に出た!

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           先だって、JR北海道とJR東日本の列車が5日間・乗り放題という「大人の休日パス」26,000円で、女ともだちと鉄路の旅をしてきた。本当は5日間だが、そんなに旅する時間も余裕もないので、3泊4日でスケジュールを組み立てた。札幌駅を早朝6時に特急スーパー北斗で発ち、新函館北斗で北海道・東北新幹線はやぶさに乗り換えて盛岡へ。盛岡から秋田新幹線に乗り換えて秋田へ。秋田から羽越本線いなほで酒田へ。18:32到着。酒田駅前のビジネスホテルに泊まり、夜は太田和彦さん推薦の居酒屋「久村の酒場」へ繰り出す。酒田の地酒(初孫・純米吟醸雪女神ほか)を目一杯飲んで、口細ガレイの唐揚げや名物ギョウザなどを食べた。イイなあ、この酒場。酒屋さんが営んでいるそうで、地元の人に愛されていて、9時半には閉店。注文は紙に書き、なんとも昭和の匂いが漂う店なのだ。こんな調子で新幹線に乗って昭和の酒場を巡り、無事に札幌へ。

           たった4日間しか離れていなかったのに、戻るとなぜかさっぽろ味噌ラーメンとひのでの立ち食いそばが食べたくなったものだ。やっぱり、この二つは私にとってのソウルフードなのだろうか。

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          メロンパンの底力

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             シナリオのない「籠池劇場」に遭遇後、テレビメディアのコメンティーターの良し悪しが、かなりわかるようになった。民の味方ではなく、体制の腰ぎんちゃくみたいな人が多かったのだね。右手首負傷後、テレビを観る時間が増えたので、今回の事件はさまざまなな意味で参考になる。

             ところで、とある民放の番組で外国人の若い女性が、日本に着いたら「コンビニのメロンパンを食べたい」と言っていた。実際に来日するとローソンでメロンパンを買い、それをレンジでチンをして美味しそうに食べていた。隠れメロンパンファンの私はそれを見て、矢も盾もたまらず近くの店でメロンパンを買い、チンをして食べてみた。すると、外側がふんわり柔らかく、噛むと弾力があり、抑えた甘みと相まって、まるで別な食べ物のよう。ガサッとした歯ごたえのある正統派のメロンパンとは異なるが、これはこれで旨い!

            しばらく、凝ってしまいそう。

             右手首を骨折してほぼ2カ月近くになるが、経過は良好。かなり普通に使えるようになり、とても嬉しい。どこかに欠陥ができる度に、五体満足の有り難さがわかる。北国の春もそこまで来ているので、これからの楽しみは多い。悪いことが続いた後には良いことが来るはずだ、と信じたい。

             

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