進化するカフェ

  • 2019.04.12 Friday
  • 16:46

 陽射しは強いのだけれど、今日はまだ風が冷たい。コートなしでも歩けるようになるには、もう少し時間がかかるようだ。ところで、4月から朝日新聞で新連載「さっぽろカフェグラフィティー」(金曜夕刊)が始まった。ここ十数年、酒場通いがメインになったものだから、喫茶店とは縁が薄かった。レトロ建物グラフィティーでかなり喫茶店は取材したが、コーヒーというより建物が主だったので、細やかに取材は出来なかった。そこで久しぶりにコーヒーの味をメインにリサーチしていると、横井珈琲がパイオニアとなって開拓したスペシャルティーコーヒーの存在がいかに大きいかわかる。それと喫茶店、つまり、カフェの多様性がどんどん広がっている。しかもメインストリートにあるかと思えば、路地裏にも良い店があり、古めかしいビルにもある。しばらく離れていた世界だけれど、今は色々な発見があって、楽しくて仕方がない。

 とはいえ、良い居酒屋も見つかるのだなあ。今は、地下鉄西28丁目駅3番出口から徒歩1分という「葉菜屋」に嵌りそう。古い建物を上手に使った店づくりも良いのだけれど、店内の空気感も素晴らしい。札幌10区は、まだまだ奥が深いことを痛感させられる。

 映画は、レディ・ガガの「アリー スター誕生」、遅ればせながら邦画「寝ても覚めても」「友罪」、韓国映画「1987、ある闘いの真実」など。安彦良和に興味があって書物を読んでいるので、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も観ているところ。

 

時代は変わった!

  • 2019.04.01 Monday
  • 16:08

 正直言って、期待していなかった。HTB開局50周年記念番組「チャンネルはそのまま!」のこと。ところが、余りの面白さに途中でやめられず,5夜連続で楽しく観てしまった。何がイイって、気張らずさりげなく作っているように見せて、上質なエンターティンメントに仕上がっている点だ。北海道のドラマというと、これまで(HBC制作の日曜劇場は別として)肩に力が入りすぎ、真面目な作りで「わかりました」と納得はしても、楽しめる域に達するまでには遠い作品が多かった。

 その点、まずキャスティング(主演の雪丸を演じた芳根京子がすこぶる良い)が素晴らしく、演出もなかなか上手で(原作漫画が面白いにしてもお涙頂戴にならないところが秀逸)、本物の放送局を使えるというのも臨場感があって画面にくぎ付けにさせる大きな要素だった。画面に登場する業界用語の説明も巧いよね。業界の裏側を知るという意味でも愉快だった。しかも、今やスーパースターの大泉洋を普通の善人として起用しないところが憎い。

 いずれにしても、道産子ならではの心意気とティストで、見事におためごかしではないドラマを作り上げている。実績のあるHBCを除いて、地元放送局でドラマ作りは無理、しかも軽妙なドラマを作るのはもっと無理と言われてきたが、その壁がついに破られた気がする。

 もう一つ、新劇場「ヒタル」で行われた、札幌に眠るコンチネンタルタンゴの巨匠「オットー・ヴィットの世界」のコンサートも良かった。アルフレッド・ハウゼ楽団のバンドネオン奏者で、作曲、編曲者として有名なヴィットさんは晩年、日本人だった妻の故郷で晩年を過ごした。亡くなった後、膨大な楽譜が残され、その中に「タンゴ札幌」というオリジナル曲があったという。札響をバックに新旧二人のバンドネオン奏者が演奏するのだが、だんだん興に乗せられ、まるでハリウッドミュージカルの世界へ引き込まれる感じ。ラスト曲の前とアンコールで演奏された「タンゴ札幌」は、アルゼンチンほど情熱的ではないけれど、まるで初夏のリラの香りが匂うようなモダンで軽やかな札幌らしい曲で素敵だった。

 

 さて食べ歩きは、朝日新聞の建物の連載が終わったら行こうと思っていた、地下鉄西28丁目駅からすぐの「葉菜屋」へ行った。

予想通り素敵な居酒屋で、山菜の天ぷらや菜の花と春キャベツの炒め物など、お母さん手づくりの総菜を食べながら久しぶりに酒(芋焼酎の番茶割り)を飲み、ほろ酔い加減で家路についた。季節は冬に逆戻りしているが、私自身は、ようやく右ひざの痛みと杖から解放され、徐々に元気になりつつある。春よ来い、はーやく来い! というところかな。

 

 

 

 

猛スピードで雪解け

  • 2019.03.22 Friday
  • 17:51

 余りに早い雪解けで、嬉しいような悲しいような……ついこのまま春が来るような気がしてしまうが、そんなに世の中、甘くはない。昨夜は大風が吹いて、朝は雪が舞っていた。つまり、油断はできないということかな。

 最近読んだ本では、馳星周著『ゴールデン街 コーリング』(角川書店)が,面白かった。幼い頃、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズやシャーロックホームズなどに夢中になり、やがてハードボイルド小説や平井和正のウルフガイシリーズに嵌るところなどが、世代が違うのに似ている。田舎で生まれ育った子らしい。私も若い頃に飲んだゴールデン街の店が、どんどん登場するのが懐かしい。と同時に、リリカルな青春小説に仕上がっているところが好きだなあ。

 映画では、天才黒人ピアニストと運転手兼用心棒として雇われるイタリア系の白人のコンビが旅する「グリーンブック」が、とても良い。気負うことなくと物語は淡々と進行するが、フライドチキン、妻への手紙、宝石などちりばめられたエピソードが、実にイイ。観た後、明日の元気が出る映画に、また出会えて良かったという感じかな。

 飲食店も最近は、良い店に当たる確率が大きい。とはいえ、以前からある店がもっと進化して美味しくなるのもうれしいものだ。狸小路市場にある、餃子の「きりん」で初めて頼んだ野菜餃子が実に美味しく、その他の一品料理もなかなか。年数が経つと悪くなる店は良くあるが、もっとよくなる店に出会うと、心が温かくなる。懐はまだ寒いままだが……。

もう、ありがとう。3月なのね。

  • 2019.03.04 Monday
  • 17:49

 もう、3月なのね。あっという間に時が過ぎ行く。食べて、働いて、寝ての繰り返し。その間、私は体の故障でも、忙しい。あの地震があった夜、ちょうど帰りの列車に乗っていて発車を待つばかりだった。が、いきなり酷い横揺れが来て、列車が止まる。全員が下ろされて待たされることになった。これではいつのことやらわからないのでホテル前まで歩き、タクシーを止めようと思うけれど、1台目は通過。次がダメなら当分無理と焦った私は雪山も気にせず身を乗り出したところ、右足を激しく挫く。それでもめげずにタクシーを止め、無事にマンションへ帰った。ところが、エレベーターが止まっていて,10階まで挫いた足で階段を上がらなければならない羽目に陥った。仕方がない。ところが、自宅に帰りついと後、右足の痛いこと。1日休んでも痛みは治まらず、整形外科に行くと、いきなり注射器を刺され、40佞曚匹侶譴鯣瓦れた。ついでに杖を渡され、安静を余儀なくされる。

 てっきり足のモモだと思っていたらひざを痛めていて、内出血とかで、徐々に足が紫大根になった。ったく。何度、整形外科医に行けば気が済むのだろう。我ながらガツクリしている。

 

無精者のグルメ

  • 2019.02.06 Wednesday
  • 17:51

 こんなに寒いと、家の中で動くのも面倒。いつもなら、極寒になるとグラタンを作るのだけれど、今年は何もしたくない。

土・日ならまだやる気は出るけれど、平日はね。昨夜は赤ワインのつまみに、飲み仲間から教えてもらった、「チータラをレンジでチン」をしてみた。すると少し硬くなったけれど、ワインには良く合う粋な味になった。イイなあ、こういう食べ方。その昔は、池波正太郎さんを見習い、小鍋立てをよく食べたものだけれど、和風ではなく洋風も良いものだ。T病の数値が悪く、日本酒を控えているせいもあるけれど…。ところで、遅ればせながら見ているTVドラマ「家売るオンナ」が妙に面白い。あのどこから見ても美人の北川景子が、怒ると夜叉のように怖い。そしてやっぱり美しい。新境地を開いたということかな。

 この頃、思うけれど。テレビドラマは、下手な映画より面白いものが多い。なるべく人より早く名作を見つけたいものだけれど、こればっかりは時間が必要。平日、たまにしか見ない者には無理な話。野中の一軒家を探す番組やチコちゃん叱られるもそうだけれど、最近のテレビは面白いよね。余りにニュース番組がつまらないので、そちらに目が向いてしまうということだろうか。

 

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